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TOP > 未分類 > ご報告。
ご報告。
2012年8月17日創設。
イルミナスの野望は2015年11月11日をもって3年の活動を止め、解散致しました。

理由としてはそれぞれが忙しくなり時間が合わなくなったため、です。
勿論今でも時間が合えば連絡をとりあったりしています。

そしてご報告が遅くなったのは私がここの更新を怠ったがゆえにパスワードを忘れてしまっていたからです。
少し、書き込むのが怖かったのもあります。
ただ、みんなと書き込んだり考えたプロフィールは残しておきたいと思っています。
なので、更新はなくなってしまいますがこのページは残させていただきます。


2015年12月27日 イルミナスの野望 元ギルドマスター ミレイユ・ローゼンフィア
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TOP > クオリア・レコード > ~研修校とこれからと~
~研修校とこれからと~
コノ世界に来てまず思ったことはとりあえず学ぶ、だった。
自分の持ってる知識がいかせれば生きていけるだろうと。
正直面倒だ。
どうせここでも合えない、そういう風に捻じ曲がってんだろうと。
それならいっそ、生きていかないのも手かもしれなかった。

けれどもし、もしも会えたとき。
なにかしてあげられるなら・・・あの子の負担を減らしたい。
結局のところ俺はその方法を探すために動き出すんだ。

ここでは戦うものは、ハンターズでもガーディアンズでもなく
【アークス】という組織に属するようだ。
とりあえず、研究するにも何をするにもそこに入らないといけない、かな。
もっというとアークスになるために研修校に、だな。

とりあえず筆記はなんとか知ってる知識でどうにかなった。
実技は・・・どうだろうな。

~クオン・サイド~
筆記試験後の実技試験待ちのため試験者は中庭へと集められていた。
腕に自信のある者、ない者、表情は様々だ。

(・・まぁ、俺も実技に自信なんざないんだけどな。なにせ昔とは勝手が違うし)

日向から日陰へと移動中例のごとく何かに躓いた。
その何かとは青年だった。

「っわ、すみません・・」

「・・・?」

前者は躓かれたもの後者は躓いた者、つまりはクオンだ。

「わりぃ・・・」

「いえ・・私がここで座り込んでいたのが悪いんです・・」

青年は緊張のあまりか、はたまた周りのぎすぎすとした雰囲気に呑まれたのか
おびえたような様子を見せていた。
その目線の先には柄の悪そうな自分とは対照的な色の青年がたっていた。
クオンがしばらく青年を見ていると・・・

「あ、あの方ですか・・・先ほどからいらっしゃるんですがどうにも近寄りがたくて・・」

「あぁ・・それで」

隣に座っている青年へとクオンが視線を戻すと、
意を決したかのように青年がクオンへと話しかける

「あのっ、よろしければ少しお話しませんか?なにせ緊張してしまって・・」

「・・・俺がなにかできるとは思えないがそれでいいのなら」

そういうと青年の隣に腰を下ろした。
その様子に安心したように青年は微笑む。

「ありがとうございます、私はガミ、と申します。貴方は?」

「ん、俺は・・」

名を名乗ってくれた青年、ガミに対し名を名乗ろうと思ったが口ごもる。
どう名乗っていいか分からないのが実のところだ。
なにせクオンの名前は長い・・かといってしっかりと名乗らないわけにもいかないように思える。

「?どうしましたか」

名前を言おうとしない様子を見かねてか聞いてくれているガミの様子を見て
なんとなく、本当になんとなくだが悪い奴では無さそうだと思った。

「クオリア・ローゼン・フェルミューレン・・すまないな長ったらしいんだ」

「フェルミューレンさん・・・でよかったでしょうか?」

そういいながら首を傾げるガミ。

「いや・・・クオンと呼んでくれその方が嬉しい。あまりファミリーネームは好きじゃないんだ」

「では、クオンさんと呼ばせていただきますね、ところで・・」

ふっと前の彼へと目線を移す。
ばっちりと目線が合う二人、意外なことに動き出したのは向かいの青年だった。
勢いのある歩き方でこちらへ向かってくる。
目の前までくるとぐっと屈みこちらを見下ろしてくる。
近くで見るとかなり背が高いのが分かる。

「・・・さっきからチラチラみてんじゃねぇよ」

明らかにフキゲンな様子を見てガミが怯む。
しどろもどろになりながらも言葉を紡いでいく

「あ、いえ、あのお一人だったのでお話できればって・・同じ眼鏡ですし

「いや、なんだよ眼鏡が理由って」

小さく呟いた言葉もしっかりと届くような至近距離、その上すごまれれば混乱するのも分かる。
ふっとクオンが呟く。

「あ、俺も眼鏡だわ・・・」

そんな突拍子もない二人に毒気を抜かれたのか青年はため息をつきながらしゃがみこんだ。

「くだんねぇ・・・」

そういいつつも少し口元は笑っていた。
彼の仕草を見逃さずに話しを切り出す。

「その、ここであったのも何かの縁ですし・・宜しければお名前を教えてもらえませんか?」

私はガミといいます。と

「コノ状況で、んな暢気なこといってんなよ・・」

「・・・逆にこの状況だから、かもしれないぞ。・・・いってて少し分け分からないけど」

「分けわかんないって何なんだよ・・・。」

「いってみたはいいがよく分からなかったんだ」

真顔でそんなことを言うクオンに折れたのか赤髪の青年は名乗った。

「狼犬 親之」

「・・・老犬?」

聞きなれない名前だからか疑問を飛ばすクオン

「狼に犬だ!!」

「ろーけんちゅ・・?」

尚もわからず更にわけの分からないことを言い出す。
慌ててガミがフォローにはいる。

「狼犬さん。ですねクオンさん、狼犬がファミリーネーム、親之がファーストネームですよ」

「あー・・・分かりにくい名前だな」

「ッチ・・・てめぇはなんつーんだよ」

「・・・クオリア・ローゼン・フェルミューレン」

「くおり・・ろー・・ふぇるみゅー・・てめぇの方がわかりにくいじゃねぇか!!」

「長いからクオンでいい」

「先にいえよ!」

傍から見れば漫才のような二人のやり取りに

「ふふ、仲良しさんですね」

と、嬉しそうに微笑む。
もちろん二人からは異論が飛んできたがそんなことは予想の範囲内で・・。
すっかり緊張の抜けたガミが嬉しそうにまた、二人に話しかける。

こんなたまたま近くに居たから、躓いたから、で始まる三人の学生生活はどうなることやら。


TOP > ミレイユ・レコード番外編 > クオンとミレイユ2
クオンとミレイユ2
-めんどくさがりと頼まれごと-


いつもの習慣になりつつある朝の光景。
でも、今日は少しだけ違っていた。

「クオ、準備できた?いくよー?」

それは普段早起きなんてしないミレイユが起きて、支度まですませている、というところである。

「…あ、まって。
えーと、忘れ物、ないよな?」

この会話だけを聞くとどこかへ買い物にいくように思えるが、二人は戦闘服に着替えている。
つまりは任務だった。
ことの始まりはショップエリアでぼーっと突っ立っていたクオンの流されやすい性格にある。
そう、フランカにまくし立てられ、気づけば依頼を受けていた。
事の顛末を聞いて飽きれながらも、結構な量があるということでミレイユが一緒にいくことになった。

「んで、森?」

ルームから出てアークスシップへ向かいながらミレイユが聞く。

「いや、火山…森は終わらせたんだけど、そしたら今度は火山でディックの肉って…」

少ししゅんとしながら答えるクオン。
彼女が暑いところを苦手としていることを知っているからだ。
迷いやすい洞窟ということもある。

「火山、ね。
ならさっさと終わらすか」

「…怒らないのか?」

「クオ、よく見て」

そういう彼女は目で確認できるほどの冷気を纏っていた。
彼女が冷気を纏う時は大体が怒っている時や本気のときである。
時たまうっかり、ということもあるが…。

「やっぱり怒ってるんじゃないか…」

「バカ」

そう一言いい彼女はキャンプシップへ向かってしまった。
慌てて後を追い、先に火山に降り立っている彼女に、もう一度怒っていないのかと聞くとしつこいっと、返ってきてしまった。

「本当に嫌なら聞いた時点で帰ってる、でしょ?」

「なら、なんで…ん?
ここ、火山だよな…」

火山なのに暑さをあまり感じない、その矛盾に首を傾げるクオン。

「まったくもって鈍いなクオは。
ボクは怒ってるんじゃなくてここに来る準備をしてただけっ。
大体、ここの属性は火なんだからボクは有利だっつーの」

「つまり、暑さ軽減…」

「そーゆーことっ」

ふふんっと自慢気ににいう彼女にほっとするクオン。

「コントロール、大分と効くようになったんだな…」

苦手なコントロールを覚え、誇らしそうにする彼女の頭を撫でる。
もはや2人してここが戦闘地区だということを忘れていることだろう。
遠くにはちょっとでて来づらそうなディックさん。
それに気づいたクオンが武器を構えて彼女の前にでた。

「ミレイ、自分の後ろにいて…」

「えっ?ボクが前にでるよ!
だってクオ、ガンナーレンジャーだろ」

またも置いてけぼりのディックさんは痺れを切らしてクオンへと飛びかかる。

「…んっ」

クオンは飛び上がったディックの腹へ蹴りをいれ、そのままゼロ距離で吹っ飛ばした。
見事な体術だった。
もう一度言おう、見事な 体術 だった。

「…よし」

「よし…じゃない!その両手の武器はなんだ?」

「…ツインマシンガン?」

「撃てよ!」

「…あ」

バカ!という言葉と共にミレイユから鋭い蹴りが放たれ、
無防備なクオンに当たる。
その瞬間にクオンは気づいた。
あ、こいつ、ファイターテクターだ、と。

「っ…ミレイ、痛い」

「ごめ、力入りすぎたかも久々だったから」

レスタをかけながら謝る彼女に大丈夫、と微笑みかける。

「まぁ、ボクはファイターできてるからさ。前でるの納得した?」

「…でも、自分は、」

それでも納得のいかない様子のクオン。

「それに、クオ、ソレちゃんと使ったことないっしょ?」

クオンの手にした武器の殆ど使われていない様子を見て呆れながら武器を手に取る。

「やっぱり…普通こんなとこに傷なんてつかないよー」

銃の側面についた傷を指摘するミレイユ。

「っていうかなんで遠距離武器選んだのさ」

「…んー、なんとなく使える気がして。
ほら、両手武器だし」

「ツインだからって…ツインダガーとツインマシンガンは全然違うからね…」

武器をクオンに返し、

「んじゃ、終わった頃には使えるようにしといてね?
ボクが前ーっ」

そういいながらディーニアンの群れにツインダガーを構えて走っていく彼女にワンテンポ遅れて走り出す。
クオンが着いた瞬間にシフタを掛け、前のディーニアンに蹴りをいれて飛ばす。
ダンッと後ろからクオンの追撃がはいると共に、
あ…当たった…と、不吉な声がする。
まぁ、彼のことだからミレイユに当てることはまずないだろう。
一通り倒し終わった所へナビゲーターからの緊急連絡がはいる。

【緊急連絡です!ゲル・ブルフの出現を確認しました!できる限り引きつけて凌いでください!】

「…走るのだるい」

「うん、ボクもだよ。
でも走るのはクオだから」

…へ?と、クオンが呟いたが早いかゲルブルフがもう既に迫ってくる。
まっすぐにクオンへと。

「っ!?」

咄嗟の判断でバク宙をして躱す。
そのまま走っていくクオンを眺め、

「なぁんでか毎回追いかけられるんだよな…ってかこのパターンだと嫌な予感しかしないなー、とかいうとフラグ?」

のんきに追いかけていく。
クオンはというと、ミレイユから離れたため暑さで体力も削られ、後少しで追いつかれる!
と、いうところでクオンは転けた。

「あちゃー…やっちゃったかぁ。
アレはかわした、に入るのかな?」

元々クオン自身は運動神経がすごくいい、というわけでは無い。
むしろ良くない方、その上ドジを踏む。
ミレイユといる際はなんとかなるのだが一人になるとこの様である…。
そして、ゲル・ブルフは未だにクオンの上をふよふよと浮遊している。
遊ぼうよ、と言わんばかりに。

「あー、このまま起き上がったら当たるよねー」

あと、10秒くらいどうするんだろう、と見ていると武器をご丁寧にライフルに持ち替え、匍匐前進を始めた。
本人必死。
ミレイユ爆笑。
本人がかなり本気なのを知っている分笑が増したようで…。
そのままなんとか凌ぎ切り、やりきった感満載で戻ってきたクオンを見て、収まり掛けていた笑いが再度こみ上げてきたのは言うまでもないだろう。
その後障壁が閉まったり鍵が壁に埋まってたりもしたがエリア2の半分くらいまでは来ていた。

「今日はわりかし平和だね。」

暑さも無く、無傷なミレイユが言う。

「…疲れた」

それに、ミレイユとは違って疲れた様子のクオンが答える。
龍族の巣窟のはずなのにダーカーに追いかけ回されていたからだ。

「ほんと、なんて言うか不運?だよね。」

そんな事を話していると遠くの方から嫌な鳴き声がしてきた…。

「…ミレイ、帰りたい」

「クオ、お迎えだよ。よかったねっ」

くすくすと笑うミレイユ。
待ってましたと言わんばかり
に巨大ダーカー、今はもう見慣れたラグネが立ち塞がる。

「きちゃったものはしょうがないよね!ほら、クオ構える!」

「…はぁ、ラグネ、お前も毎回懲りないよな…」

「んじゃ、いくよ?」

「あぁ、いくぞ」

互いに頷きあいラグネに攻撃をしかける。
ブレイブスタンスを取得しているミレイユが前脚を、クオンが後ろ脚を狙う。
ほぼ同時に脚を壊した二人はもう一方の脚にひびを入れ、一度合流し回復やシフタをかける。
もう一度攻撃を仕掛けるためミレイユは前に出ようとしたがラグネの放電に当たりバランスを崩し、
更にそこへ前脚が迫る。

「っわ!えっ!?」

ミラージュをしようにも今はファイターで武器を変える余裕もない、衝撃を覚悟し、せめてもの軽減にと武器をクロスさせ防御の姿勢をとる…

「っミィ!」

ガキンッと鈍い音の後にカシャンっと小さく音がして、ラグネが後ろに下がる気配がした。

「ミレイ、当たってない?」

クオンが一瞬でミレイユとラグネの間にはいり大剣でガードをしていた。

正確には、ラグネを弾き飛ばしていた。

「…え、クオ、ジャスガ…?!」

「うん。“だって、自分は”ガンナーハンターだから」

そういうことは先に言え!と詰め寄られて一歩足を引いたところでパキン、と嫌な音がなる。
疑問に思い足を退かすと綺麗にレンズの割れたクオンの眼鏡が…。

「…あ、眼鏡あった」

「クオ、あったのはいいけどソレもう使えないからね…」

仕方なく拾い上げてポケットに突っ込むクオン。
幸いラグネはさっきの衝撃で脚が折れていたらしくまだダウン中だ。

「ミレイ、スペアあったっけ…?」

「さぁ?取り敢えず今の内にあと一本脚もらおうか」

「…わかった」

眼鏡を突っ込んだポケットとは別のポケットからピン留めを取り出し少しだけ前髪を留めるとフューリースタンスを発動させてミレイユに聞く。

「…ミレイ、俺の武器持ってる?」

「クオの?うん、昔のやつだよね?認可おりてないやつだけど」

「んー、出して」

「わかった。えーと、クオっパスッ!」

勢いよく大剣、トラディシオンを両手で投げる。

「っそれだ!うらっ!」

受け取ったままの勢いで残り一本になったラグネの脚へ力任せに振り下ろす。
バキンっと最後の一本が折れる音がする。

「あーぁ、やっぱその状態のクオは荒いなぁ〜っと背中しつれーいっ!」

笑いながらラグネの背に飛び乗るりダブセを構えるミレイユ。

「うるせぇ…しょうがないだろあんまり見えないんだから…」

「あはは、口も悪いっと!」

コアへ容赦無い攻撃を当てる。
ひゅっと空気を裂く音がして一歩下がるとクオンがラグネへトドメと言わんばかりに大剣を振り降ろす。
流石のラグネも耐えれなかったのか断末魔を上げ黒い粒子に変わり、消えて行った。

「あー、疲れた…つか、重てぇんだよ」

「片手で振り切ろうとするからでしょー?」

「なんか、動きにくいだろ…」

「それは同感、ってかボク大剣使わないし。

あ、怒られたらクオのせいだからねっ」

「…だよな」

「んっ!そいや、@どれくらいで集まるん?」

「およそ1㎏ってとこだな」

「そいじゃ、さっさと狩ってこうかっ」

目的であるディックの肉を集めるどころではなかった二人は取り敢えず必要分を確保しようと再度戦い始める。
およそ数分後には、収集用に、と渡されたナノトランサーに十分な量が集まった。

「ね、クオ。
ヴォルドラさんに挨拶してく?」

奥地へと向かう手前でクオンへと問いかける。

「…俺もういい、疲れた」

「んー、同じく。

うし、帰ろっか!」

「あぁ、帰るぞ」

クオンがテレパイプを出し二人で向かう。

「いつも思うんだけどさ、ココって実はパイオニアより進んでないのかな?」

「リューカーか。
確かに毎回不便だな、遠いし…嫌がらせかよ…」

「クオ、ボクからふっといてアレだけど落ち着いて?疲れてるし見えないのもあるだろうけどね」
少し機嫌の悪くなってしまったクオンを宥めながらもキャンプシップに戻る。

「あ、報告どうする?メガネ取りに行ってからにする?」

「まぁ、大丈夫だろ」

「んじゃ、ボク先に戻ってるよ、面倒ごとには巻き込まれないでよねっ」

「ん…」

(絶対なんか巻き込まれるな〜)

ミレイユと別れたクオンは一人フランカの所へと向かう。
途中何人かにぶつかりそうになりながら、声をかけられながら…。
そしてフランカの所へたどり着いた頃にはメイトやらなんやら沢山抱えた状態だった。
普段はメガネをして前髪をおろして、というスタイルのクオン。
そこはお約束という所だろうか、メガネを外し(壊れた)前髪を留めた(前髪切断防止)姿のクオンは案外悪くない姿だった。
お陰でこのアイテムの山にぼろぼろな姿である。
流石のフランカも一瞬何があったのかと聞こうと思ったが目の前で転けたクオンを見た瞬間何かを察し、

(あぁ、所謂ドジ属性ね…で、この容姿ね)

むくりと起き上がったクオンと目が合い納得したようだ。

「…あの、オーダー、これ…」

「え、えぇ、おつかれさま、うん、ディックの肉の調達ご苦労様っ!今度はー…っていいたいところだけど今回はもういいわありがとね」(周りの視線が怖いわ)

「…はい」

ボロボロ姿のアークスに更に何かを頼むのか、という周りの視線に耐えかね、今回の依頼はこれで解決したようだ。

「それじゃ、またよろしくねっ」

本当に今回の依頼だけのようだ。
しばらく此処に来るのはやめておこうと思うクオンだった。
そのままアイテムを放置していくわけにもいかず、回収してルームに戻る頃には大分と時間がたっていたという…。
帰ると、やっぱり…と呆れた顔のミレイユに迎えられ、喜びのあまり抱きつき更に呆れられたのも言うまでもない。

「ほら、お兄ちゃんメガネ。
あと、着替えておいで?」

「…ん。
やっぱり、メガネスペア持ち歩く、あとピンはなるべく留めない…」

「もう隠さないで全面に出せば面倒なことにもならないんじゃないの?」

「…いやだ」

「ま、ルームでは気にしなくていいからねっ。
はい、おつかれさま」

また今回も貰ったんだね、なんて笑いながら紅茶を飲むミレイユの頭を撫で、自室へと着替えに向かう。
余分にとってきたディック肉をどう調理しようかと考えながら…。
そんな二人の日常風景。

(あ、ミレイ、後でダガー練習見るからな)
(っえ、ボクやだー)
(もういっかい基礎から、な)
(うー、はぁーい)

ラグネ戦で無茶をしたということで練習し直しになるミレイユでした。
その後クオンがガンナー武器の練習に苦労するのはまた別のお話…。
TOP > ミレイユ・レコード番外編 > クオンとミレイユ
クオンとミレイユ
-わがままと朝食-

午前7時ごろ、意外なことにミレイユより早く起きるのは何事にもやる気を見せないクオンだ。
のそり、と布団から起き上がると、いつもと寝癖のついた髪を少しなでつけ
寝巻きから部屋着へ大差ない着替えをし、顔を洗ったりして支度を済ませる。

(あぁ・・眠い・・)

そのままリビングの様に使っている部屋へ。
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エプロンをつけて、棚から食器や調理器具を取り出し考える
彼が大体考えるのは妹であるミレイユのことで・・・。

(・・飲み物は新しく買っておいた紅茶・・この前気に入ってたのは・・ホットケーキだったかフレンチトーストだったか・・)

コレも意外なことに朝食を作るのもクオンだ。
そして、考えていたのはやはりミレイユのことだった。

(・・・あ、久しぶりにあれにしよう。
 いくつになっても喜ぶからな。
  この前ラブ・ベリーとスイート・ベリーのジャムを作ったとこだし、あとはナッツか)

生地にベリーを練りこんでナッツを加える。
隠し味にレモンと生クリームをちょっと。
テキパキと仕込んでふっと時計に目をやる。
7時45分。

(そろそろ起こすか)

ミレイユの部屋へと向かう。
クオンの部屋が和風とするのならば彼女の部屋は洋風だ。
いかにも女の子らしくピンクを基調とし、ベリーやスイーツをモチーフとした家具が
左右対称に配置されている。
クオンは、その部屋の真ん中に置かれているベッドの主を起こしにきたのだが・・
いつも大体15分程かかる。
なぜなら・・。

「・・朝、ミレ・・・ミレイ、朝だから起きて」

「んむぅー・・やぁー・・」 もぞもぞ

「・・(起こせない)」

顔を抑えるようにしてベッドの脇に座る。
単純にクオンのミレイユ、妹バカが発動するからだ。
たまにこいつは大丈夫なのかと心配になるほどに。
それでも負けじと起こしにかかる。
起こさないと拗ねるからだ。

「起きて、新しい紅茶、入れるぞ・・後、ミィが好きなの作ったから・・・」

紅茶が聞いたのか、それとも朝食がきいたのか小さく起きると聞こえた。

「ん・・それじゃあ待ってるから」

ちょっとだけミレイユの髪を撫で、再びリビングへと戻る。
台所へと立って生地をフライパンに流し込んでいく。
片面が焼けるまでの間に自分は緑茶を・・と思ったが折角なので紅茶を用意する。
彼女の分は熱い物が苦手なため、少し早めに入れておく。
すると、フライパンのほうからふつふつふつ、と音がしてくる。

(そろそろひっくり返して・・っていうかこれ、なんて言えやいいんだろ?パンケーキのアレンジ・・・?)

蒸していた紅茶も仕上がり、パンケーキも何枚か焼けたころ、ミレイユが起きてくる。

「んー、いいにおいー、おなかすいたーかも」

「ん、もうできるから・・・座って待ってて」

「うにー」

「はい、ミレイ・・・おはよう」

「おはやぅー」

CIF3SALVAAAX10Y.jpg


コトンと、先に紅茶を置く。
ほどよい温度に調節してある紅茶は、ほわんと甘い匂いをさせる。
すると、ぽんやりとしていたミレイユが嬉しそうに声を上げる。



「あっ!コレこの前ボクが気になってたやつ!なんでーっ?」

「・・・俺も、気になって、それにミレイが好きそうだったから」

そういいながら自分の分の紅茶とできたてのパンケーキを置く。
仕上げに少しホイップクリームを添える。

「えへへー♪今日は紅茶なんねーっ」

嬉しそうなミレイユの声につられてクオンも目を細める。

「・・・嬉しそうだな」

そういうクオンに更に笑顔で答える。

「うんっ、だってボク、お兄ちゃんのパンケーキ大好きだもん!紅茶もねっ」

「・・・・・俺のことは?」

「う?」

「・・・いや、なんでもない、冷めるから食べよう」


ついつぶやいてしまった言葉は小さかったためミレイユには届かなかったのは幸いなのか・・・。
クオンにとってミレイユはまさしく目に入れても痛くないほどに可愛い様だ。
ふいに、視線を感じて顔を上げるクオンにミレイユは

「いつも言うじゃんっ、ボクといるときくらいは前髪とめたらー?」

そういいながら自分の髪からお気に入りの白いピンをクオンに付ける。

「んー、バランス悪いからもう一本つけとこっか」

「・・・ミレイ、はピン」

「ん?ボクはいいよ、部屋に予備あるし、食べたら付けるの」

最終的にはミレイユについていた三本のピンのうち二本がクオンの髪に。
ミレイユは右に三本並行に付けていたのに対し、クオンのピンはバッテンに付けられた。

「あっ、ソレなくさないでよー?予備っていったって後二本なんだから!」

はっとしたように注意する彼女に対し

「俺が無くすとでも?」

髪を留めたから見える自分より少し深い赤の挑発的な視線から
普段は頼りないと思っていてもやっぱりこの人は兄なんだ、と感じながらも笑顔なミレイユ。

「ん♪あ、そうそう、ちゃんとクオのことも好きだよ?」

「・・・・・っ!」

悔しくなったのでちょっとだけ仕返し。
本当は聞こえてたんだよ?と。
その後にパンケーキの次に・・なんてねっ!
と、いった彼女の声は絶対クオンには届いてないことだろう。
そしてまた、聞いてた?と、ミレイユが拗ねてご機嫌取りをする彼の姿が目に浮かぶような・・。
そんな一緒に居られるようになった

二人の朝の光景。


(※途中の絵は読んでくれたフレさんからいただいちゃいました。)
TOP > ミレイユ > ☆ミレイユ☆ブラックジャーック
☆ミレイユ☆ブラックジャーック
ミリオンイヤーズプリズナーっずっと気になってたゲームだけどVITAないからやってない!
でもSSは撮ったよ!あ、荊巻いて撮りたかったなとかいまさら。
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個人的にかなりおきにいりっ♪

←今回のアイテム
衣装:咎人囚人女性服
・仕様ロビアク:追加ロビーアクション158「咎人ポーズ」
・髪型:深雪ロングヘア
・目:夜光瞳大
・ボディペイント:ブレイズペイント赤F
・アクセ:ナースキャップA、吸血鬼の牙、スノーティアラ、ゴシックチョーカー

あとあと、今回の大きなアプデといえば・・・カジノっ。
早速ヴァル兄とブラックジャックやってきたよーっ。
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ニャウのスペシャルカードを魔のカードと呼んでひえぇしてた二人。
ヴァル兄にまさかの初手からダブル魔のカード。
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ええいっと引くとさらに魔のカード追加。
ボク爆笑。魔のカードが魔のカードがwwwwちょwそれwwえww
もうヴァル兄も引くと笑うんだもんww
pso20150213_032250_003.jpg
したらなんと・・・
大当たりでした!!
どうやらカードの大当たり条件は魔のカードこと
スペシャルカードを3枚引いた上で勝つ
というのが条件みたいです。
コレ、魔のカード色々いわれてるみたいだけどあるから面白いと思うん。
狙って出せるものではないけれどもヴァル兄はこの後も魔のカードを引き続けてましたとさ・・・。
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